第24話 ドリーム・キャッチャー (2007.6.13)
友だちからアメリカ旅行のおみやげをもらいました.
ヨセミテの原住民に伝わるお守り,ドリーム・キャッチャーです.
寝室の枕元,窓に近い場所に下げておくと,悪い夢を捕まえて,
よい夢を届けてくれるという,すてきなお守りです.
編み目の張られた丸い輪に,鳥の羽が3個,全体として鳥の形のようです.
飾りとしてもなかなかすてきです.
でもねえ,鳥の羽ねえ・・・,枕元ねえ・・・.
恐る恐る下げてみたところ,やっぱり・・・,ドリーム・キャッチャーならぬ
「風ちゃんキャッチャー」と相成りました.
まあ,考えてみれば,ネコたちはわたしにとって「よい夢」のようなもの.
ドリーム・キャッチャーには違いない,かな.
追伸(2007.6.25)
枕元に下げてから12日,ドリーム・キャッチャーは無傷のままです.
ちょっと驚きですが,風もつぐみも,通りすがりに匂いをかいでゆくだけ.
海は全く興味なし.
これは,一種の「御利益」のようなものなんでしょうかね?
子供の頃から買い集めたレコードは,あまりに重くて引っ越しの度に処分を
考えましたが,結局,今でも持っています.
傷んでよごれたジャケットなどが,また捨てがたいんですよ.
同じ曲をCDで買い直しても捨てられません.
今でも年に数回くらいはレコードを引っ張り出して聴きます.
レコードは重いのでキャスター付きの頑丈な棚に入れてクローゼットの中に
しまってあります.
この日頃は動かない棚を引っ張り出すところから,ネコたちにはイベントです.
上に乗ったり,後ろに回り込んだり,おおはしゃぎ.
さらに・・・
デジタル世代のネコたちには,ターンテーブルの上でレコードが回っているのが
珍しくて仕方ないようです.
風なんて,乗ったら降りません.くるくる回る中央のラベルを何とかして捕れないかと
あっちからこっちから突っついています.
あんなに凝視して,目が回らないのかなあ.
風が,お気に入りのきらきらボールを洗濯機の下に入れてしまいました.
惜しそうにいつまでも洗濯機の下をのぞいています.
仕方ないので,水道を止め,ホースをはずし,えいやっと洗濯機をどかしました.
どかしました・・・ら,まあ,びっくり,きらきらボールがあるわあるわ! 写真の通りです.
ところで皆さま,この救出されたきらきらボールの共通点がおわかりになりますか?
そうです,どれも型くずれしていないのです.
きらきらボールは,なぜか,いい形に丸くかためて転がす用途に使うものと,
ガジガジかじってじゃれる用途に使うものと,きっぱり二種類にわかれます.
まったく同じ商品なんですが,ネコたちに渡した瞬間に,その運命は決まるようです.
多分,まず,色です.
選ばれたるきらきらボールとして,堅く丸く育てて行くものは,まず赤系か緑系です.
でも,赤や緑でも選ばれずに,「じゃれ囓り用」になるものもあります.
何でしょうねえ,最初の囓り心地とか,微妙な重さとかが関係するのでしょうか.
・・・と書いているうちに,救出したきらきらボールの半分が持ち去られてしまいました.
何だか,みんなで走ってます.夜中なんだけど・・・.
ネコまたぎ雑記
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第22話 きらきらボールの選ばれたる運命 (2007.3.28)
我が家のネコは,3匹.力関係はこうです.
風は先住ネコのプライドを持っているようで,ときどき つぐみがわたしにまとわりついているとき,
「あんた,図々しいわよ!」と (言っているとしか思えない),つぐみに文句を言うことがあります.
そういうときには,つぐみも そつなく風を立てているようで,文句を言われても抵抗はしません.
ということで,まず,風はつぐみより強い.
次に親子.
海はわがままいっぱい,元気放題の末っ子ですが,これが,母には勝てない.
海がつぐみに何かちょっかいを出そうとすると,母つぐみは,実にきっぱりとした態度でたしなめます.
海は,不満そうな顔をするのですが逆らいません.
ということで,つぐみは海より強い.
ところが・・・,
たしなめられて不満の海は,今度は風に向かっていきます.
すると,風は「きゃ〜,イヤ〜!!」と言って(いるとしか思えない)で,一目散に逃げます.
けんかはしません.
ということで,海は風より強い.
・・・頂点に立つボスがいないんですよ.これって,いわゆる三竦み?
まあ,バランスがとれて平和だということかも知れませんね.
いつかネコを増やしたいと思っているのですが,4匹になったら,四竦みって,ありかなあ.
きらきらボールの運命 (緑系バージョンと赤系バージョン) ☆クリックすると拡大します☆
いずれも左から 「新品」 「転がし用」 「じゃれ囓り用」 です.
選ばれて丸く育てられたきらきらボールは長持ちですが,じゃれ囓り用は短命です.
「転がし用」きらきらボールの育て方
「転がし用」は,遊びが終わる度,水飲みの中に「仕舞い」ます.
取り出し,乾かし,またころがして,遊び終わると,また水没.
これを繰り返すのが堅く引き締まった「転がし用」きらきらボールの育て方です.
「じゃれ囓り用」を水に「仕舞う」ことはありません. 不思議な習慣です.