今日は一日家にいました．こんなことは１年に何日もありません．

普段は，朝，わたしが身支度を始めるとみんな寝る体勢に入ってしまうのですが，今日は違います．
いつもの調子で寝てしまったのは風だけで，特に，つぐみは昼過ぎまでわたしにくっついて歩いていました．
おもちゃにもノリノリで，ちっとも寝ません．

どうするのかなと思っていましたが，夕方になって暖房をつけたら，足下に３個「ひらき」がころがりました．

起きて，うれしそうに側にいてくれるのは心とろけるうれしさですが，一方，寝姿というのも，また，
心なごむ光景ですね．

子どもの頃，TVでは「名犬ラッシー」などアメリカ製のホームドラマが盛んでした．
犬を連れて靴のまま家に入り，冷蔵庫から大きな牛乳瓶で牛乳を飲み，ソファーに座ると足下には犬がおとなしく
伏せをして寄り添っている光景・・・．
当時，日本では犬は庭にいるものと相場が決まっていましたから，こういう光景は憧れましたね．
飼い主が椅子に座っている足下に，いつも寄り添う犬，いいなあ．

さて，現在です．
うちにいるのは名犬ラッシーではなく３匹のネコですが，わたしがテーブルでパソコンをやっていると
子どもの頃に夢見た光景のように，みんなで足下に寄り添ってくれます．
とくにつぐみと海は，椅子の脚やわたしの足に寄りかかってくつろぎます．

とてもうれしいのですが・・・電話が鳴ったって，チャイムが鳴ったって，がばっと椅子を蹴っては立てません．
椅子を動かさないように，そおっと，そおっと・・・．

わたしに寄り添ってくれているのか，床暖房はリビングにしかないので，ここでくつろぐのに寄りかかるものが
欲しいだけなのかは不明です．

冬の海のお気に入り，ボア・ベッド．

女の子たちは，ネコベッドの縁にあごを乗せて寝ますが，
海はまるごと入って寝ます（本当は楕円形のベッドです）．

この光景，子ネコ時代に３匹で寝ていた姿のままですね．
今や一人でいっぱいです（海の子ネコ時代　参照）．

これはつぐみの昼寝スポット．

冬の朝は南側の部屋の床全体に陽が差しますが，
少しずつ日なたが小さくなって行き・・・
最後に日なたの残るのがここなんです．
よく知ってますね～．